Microsoft Outlook 2010(マイクロソフト アウトルック2010) はマイクロソフト製の個人情報管理ソフトです。
電子メールソフトとして認識される事が多いMicrosoft Outlookですが、スケジュールや連絡先、タスク管理機能なども搭載されており、組み合わせて利用する事で効率的に情報を管理できるようになります。特にグループウェア(企業や学校などの組織内ネットワーク上で利用するソフトウェア)として使用する事で、その真価を発揮してくれるソフトウェアです。
メールや日程、連絡先など、まとめて管理したいという人におすすめです。(Windows 7およびWindows 8対応の最新版Outlook 2013は
Microsoft Outlookのメイン画面は「予定表」「タスク」「メッセージ」の3つで構成されています。「メッセージ」エリアをクリックするとメール画面が表示され、受信メールの確認や新規メールの送信を行う事ができます。Outlook Express(現Windows Liveメール)やThunderbirdなど類似のメールソフトと共通したインターフェースが採用されているので、メールソフトを使用した事がある人ならば迷わずに使う事ができるでしょう。画面左側には、受信メールフォルダーが一覧で表示されます。Microsoft Outlookでは迷惑メールだけではなく、件名や差出人、メール本文に含まれる文字などの条件を指定して、各フォルダーにメールを自動で振り分ける事が可能です。受信メールの整理に掛かる時間を省略できるので、日々膨大なメールを受信している人には嬉しい機能と言えるでしょう。
Microsoft Outlookには予定表や連絡先、タスク管理などの機能も搭載されています。スケジュール帳やアドレス帳、タスクのリマインダーとして単体で使用しても便利ですが、組み合わせる事でより高度な活用が可能になります。例えば受け取った依頼メールを「仕事」エリアにドラッグ&ドロップする事で特定の日時にアラーム(リマインダー)として表示させたり、「予定表」エリアにドラッグ&ドロップする事でスケジュール帳の新規予定に追加できます。また、メールを連絡先にドラッグ&ドロップすれば、メール送信者の情報を簡単にアドレス帳に登録する事も可能です。スケジュールや連絡先などの業務に必要な情報をまとめて管理ができるので、仕事の効率を上げる為にも役に立つでしょう。なお、グループウェアとして社内ネットワークで利用すれば、予定表を共有する事も可能です。
Microsoft Outlookはその多機能さゆえに、起動と終了に時間が掛かります。特に受信したメールの数が増えてくると、その傾向が強くなります。電子メールクライアントとしての機能だけを必要としている人には、Windows Live メール(Outlook Express)やThunderbirdなどの類似ソフトがお勧めです。Microsoft Outlook は、無料ダウンロード後、60日間の試用期間が設けられているので、まずは使ってみて気に入れば正式版にアップグレードしてみるのが良いでしょう。
Microsoft Outlook 2010 は電子メールソフト、予定表、アドレス帳、タスク管理機能を搭載した情報管理ソフトです。
*Microsoft Office Home and BusinessスイートではMicrosoft WordとMicrosoft Excel、Microsoft Powerpoint、Microsoft Outlook、 Microsoft OneNoteがセットになっています。
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